色鉛筆日記

サラッとスケッチできるようになることが目標です

最初に買った本

絵が描けるようになりたいという思いは、時々思い出したように湧き上がり、そのたびごとにイラストの描き方等の本を買っていました。最初パラパラと見て、少しはやるけれど身に付かず、やっぱダメだわ〜とブックオフに持っていくことを繰り返していました。誰でもできるイラストの描き方、〇〇歳から始める〇〇画、1ヶ月で絵が描けるようになる、といった類のタイトルの本の数々。軽〜く挫折して忘れてまた買う。

 

もともと絵が好き!とか絵を描くのが好き!というタイプではなかったので、デッサンのような地道な修練はしたくないと思っていました。そんな中見つけたのがこの本です。

 

 

そうそう、これこれ、伝わる絵。上手な絵が描きたいんじゃない(もちろん上手にはなりたいけど)、何を描いたかわかる絵、他の人に伝えられる絵が描けるようになりたいんだ!わたしにピッタリかも!

 

1ページ1ページ、そっかーそうだったのかーと目からウロコ落ちまくり。意欲的に練習できました。ひと通りテキストを終えた頃、どんなに描けるようになっているかとワクワクしてました。ところが、テキストの通りにはできるけれど、テキストないと全く描けないことに愕然としました。なんだか分かったような分からないような。

 

 

でも良い本だと思ったので、同じシリーズの本をまた買いました。

 

 

こちらの本は半分ほどやりました。最初の桜はすごく良かったです。★を描くと桜の花びらが描けます。それはすごいコツだと思います。桜の花は身に付きました。でもこの本もまた、本の通りにはできるけれど、それ以外のことはできない。応用できないわたしでした。

 

この頃から、本から離れたら何もできないのでは、描き方の本だけでは絵は描けるようにはならないんじゃないかと感じ始めていました。